バリ島の隠れ家的ビーチリゾート アメッドについて書いてみました。
バリ島アメッドってどんなところ?
アメッドという村は、ジュムルックと言う湾を中心に広がる漁業・塩作り・養殖業・で成り立っていた小さな海沿いの漁村でした。1980年代、そこにフランス人が移り住んでバンガローやダイビングショップを作ったことをきっかけに、この小さな村は”隠れ家的なダイビングリゾート”として世界に知られることになったのです。
余談ですが私、15年以上前、まだ現役のダイビングインストラクターだったころ、ここで軟禁状態で仕事してました。
その頃のアメッドはというと、電気だって通ってない場所がたくさんあり、電話一つかけるのにも山を一つ越えないといけないような有様でした。
ですが今やこの地域の賑わい方は昔の10倍以上、このジュムルック湾のビーチ沿いもほとんどのエリアが塩田でしたが、今は宿・ダイビングショップ・カフェ、宿・がたくさんで塩田はほとんど見かけることはなくなってしまいました。
とは言え、バリ=クタ・レギャン・スミニャックと言う南部リゾートエリアと比べると、賑わったとはいえ、まだまだ果てしなく田舎です(そこがイイところ)
そして最近のアメッドは、ダイビングはもちろんですが、シュノーケリングや、スキンダイビング、フリーダイビングといった、タンクや器材を背負うより、もっと自由に海を楽しみたいの という、ヨーロピアンセンスな感じのツーリストを中心に、また再び脚光を集めているのです。
バリ島のなかでもアメッドの海は、波がなく、流れがなく、穏やかなコンディション。
スキンダイビングやフリーダイビングには最適な環境なんです。
※アメッドでのフリーダイビングコースについてはこちらの記事をどうぞ
フリーダイビングのイメージに沿うような、ベジタリアンカフェや、ヨガシャラ(ヨガ道場)もあって、リラックスをベースとした、ちょっと大人なツーリスティックエリア ”アメッド”
バリ島のチャングーがサーファーの作ったオシャレスポットであるなら、アメッドはダイバーが作ったオシャレスポットみたいになってきているんです。
今回はそんなアメッドへ個人旅行での行き方から、海での遊び方を紹介したいと思います。
アメッドへの行き方
クタやスミニャックからアメッドまでは時間にして2時間半、距離にして80㎞あります。
アメッドへの行き方を、旅行者目線で考えてみると、空港近くのエリアから日帰りで行くのか、アメッドに数日ステイする目的で行くのかで、移動手段は変わってくると思うのですが、いくつか紹介してみようと思います。
普通にタクシーで行く
試しに街中を走っているタクシーに「アメッドまで行きたいんですが、いくらですか?」と聞いてみました。
タクシーのドライバーさん、露骨にいやそうな顔して「ティダ ビサ… 」(無理、できないの意味)まぁ2時間半はかかるから、いきなり行け言われたら確かにいやですよね…
他のドライバーさんは、少し考えてから「100ドル」言われました。
街中のタクシーはアメッド行くにはあんまり現実的ではないですね
空港からエアポートタクシーでアメッド行く
ちなみに空港から直接エアポートタクシーのカウンターに申し込んで行くこともできるようです。
エアポートタクシーには、メーター制の普通タクシーと、定額制のミニバンタクシーという2種類があって、定額制のタクシーならアメッドまでの表示価格は850,000rp(7000円)です。まぁ割高感は否めませんが、空港から直接行けるメリットは大きいですよね
オンラインタクシーで行く
試しにバリで人気のGRABと言うオンラインタクシーを使うといくらになるかアプリで出してみました
片道471,000rp₍約3800円₎ 値段は適正ですが、日帰りだと、帰りもこのドライバーさんにたのむことになるだろうし、待ってもらう代金もかかりますよね… というか、往復じゃなきゃドライバーさんも行ってくれるはずないでしょうし、少なくとも往復で 900,000rp₍約7000円₎ はかかるかな
でもバリの街乗りにはとっても便利なインターネットタクシーGRAB リンク載せておきますね→/https://www.grab.com/id/
チャーターカーで行く
時間制で車とドライバーをチャーターできるサービスです。
相場は8時間のチャーターで6000円~9000円くらいです、インスタやネットでいくらでも探せます。普段は観光のためのこのサービスをアメッドまでの移動に使う、事前にネットで予約もできますし、空港でもホテルでも決まった時間に迎えにきてもらえますから、これはかなり現実的な手段なんじゃないかと思います。
MOJIOという送迎サービスを使う
これは私も最近知ったネット予約できるサービスであのホテル予約サイトAgodaがはじめたサービスです。
バリ島の空港からアメッドまでを調べてみたら、片道で450,000rp(3600円)適正な値段です
片道だからと断られる心配もないですし、ネットで支払いもできるので後からトラブルなくて安心ですよね。これはイチ押しの移動手段ですよ
リンクはこちらから グローバルモビリティ|MOJIO
コスパ最高、プラマ社のシャトルバスで行く
プラマ社というバリでは有名なシャトルバス 色々なリゾートエリアをつないでいます。
クタからアメッドの時刻表を検索してみました、お値段なんと片道175,000rp(1400円)
日帰りは無理そうですが、1人で泊まりでアメッドに行くには1番いいですね。女性ひとりの方などこれがいちばん安全です。 プラマシャトルバスのリンクも載せておきますね→https://www.peramatour.com/
ダイビングショップのツアーに申し込んでいく。
バリ島でアメッドへのツアーは、クタなどのリゾートエリアにあるダイビングショップの日帰りダイビングツアーや、シュノーケルツアーがあります。
内容にもよりますが、ガイドがついて、レンタル器材がついて、お迎えやランチもついて、相場はおおよそ100ドル~という感じです。
日帰りでアメッドを楽しみたい方には、これが一番安心ですね。
ここで当店GO DIVE BALIのアメッドツアーもちょっと宣伝
GO DIVE BALIのアメッド フォトセッション付きスキンダイビングツアーのお申込みは当店のWEBサイトからお申込みください
【 GO DIVE BALI WEB 】スキンダイビング、シュノーケルページ
アメッドでシュノーケリングをするには?ポイントは?
アメッドでシュノーケリング、スキンダイビングするポイントですが、いちばん有名なのはジュムルック(一番栄えてる湾)たくさんのシュノ―ケラーやダイバーで賑わっています。
Jemeluk ジュムルック湾
湾内にはビーチからそのまま入れるポイントと、そこからボートに乗って少し外に行った、ジェムルックライトやジェムルックレフトと呼ばれるポイントがあります。湾内ではフォトジェニックな石像が沈んでいたり、カメと出会えたりします。
ビーチ沿いにはシャワーが使えるようなレストランやカフェがたくさんありますので、そんな場所を使って、シュノーケリングを楽しむのがいいですよ。
Lipah beach リパビーチ
ここのポイントのコーラルはとてもきれいです。メインポイントのジェムルックと離れていて人も少なく落ち着いて海を楽しみたいのならここがいいです。
ここに行くにはアメッドを海沿いに奥に進んでいって、リパ村にある”ボブマーリ―”の看板から細道を入っていくとビーチにでます。
カメに出会える確率はアメッドのビーチでは一番高く、特に夕暮れ近くなるとカメが高確率です
Japanese ship wreck ジャパニーズシップレック
ジュムルック湾から車で20分ほど先に進んだところにあるポイントです。
その名の通り戦時中の日本軍の船が沈んでいるのですが、小さな船ですし、もうだいぶ時間もたっていて沈没船を楽しみにするというほどのポイントではありません。
でもここのコーラルもとてもきれいです。ビーチからのエントリーでも楽しめますよ。
シュノーケルセットのレンタルやボートのチャーターは?
アメッドのビーチにはどこにでもシュノーケルセットのレンタルがあります。
レストランに置いてあるところもあります。あんまりキレイな道具はありませんが、料金の相場は50,000rp~10,000rp₍約400円~800円₎ 要交渉です。
離れたポイントに行きたい方はジュクンと呼ばれるボートと交渉します。但し!ボートの運転手さんは英語はあまり理解してません。ボートで沖に行ったら必ずそこで待っていて!と話しておく必要があります(私は何度もボートが帰ってしまい、泣きを見たことがあります…)
ツアーに申し込むもよし、自分で全て手配してみるのもよし、だと思います。
でも最後にもう一回、当店のアメッドおすすめツアーを宣伝させてくださいね。