
前回のお話しで、バリ島で一番の絶景を見つけに行くと言っておきながら、あまりの悪路に挫折してしまった、クミちゃん。
前回のお話しはこちらです
しかし、一度ダメっだったくらいでは、”バリ島随一の絶景”あきらめきれません

今回は僕ヒロユキが、バリ島の絶景ラハンガンスィートに挑戦してみますよ。
ラハンガンスイート~Lahangan sweet へのルートその2
ラハンガンスイートの位置情報はこちらです
ラハンガンの写真をみると、サンセット時の景色が一番美しいようなので、今回は夕方に、アメッドから出発です。
前回はマップの最短ルートを行って失敗したので、今回は東側のルートから上がっていこうと思います

ブヌタンというアメッドの中の村を通って、川沿いに山を登っていきますよ

道は細いものの、アスファルトで舗装された安全な道のようです
海で有名なアメッドも少し山間に踏み入れるだけで、まるで雰囲気が変わります。
日本でいうと、日光、鬼怒川みたいな雰囲気になっていきました

かなり細い、くねくねとした山道、車も2台がすれ違えるのか、疑問に思うくらいの道を進むこと30分
標高が500mをこえるあたりでは、完全に雲も中に入ってしまって、20m先も見えなくなっちゃうなんて瞬間もありましたよ。
あまりに雲が多い日には、ここへ向かうのはやめたほうがいいかもですね
それでもなんとか、マップ上で記された、ラハンガン スイートの場所まで上がってこれましたよ。
「ここを入っていったら ラハンガンスイートですよ」
という看板のところまで、アスファルトの道を車で登って、案外順調にやってこられましたが
その看板の先の道がこれ!

いや… これは普通の車行けないでしょ
未舗装道路になる分かれ道のところに、ちょうど小さな商店があったので、そこのおばちゃんにたずねてみると、ラハンガンのビューポイントまでは残りこの道を500mほど登れば辿りつけるようです。
ラスト500mくらいなら歩きでいける!
車をとめて、頂上目指して歩いていきますよ
しかし
外は標高700m 体感温度は、’’肌寒い’’という感じをゆうに超えて、普通に寒いです
普通にTシャツ短パンでやってきてしまった、自分のお気楽さよ…

景色はまだ雲がつぐ近くにかかっていて、見晴らせませんが、この雲の裏にかなりのポテンシャルを感じさせています

しばらく上ると、なにやら受付のような場所が
どうも、ここが景勝地ラハンガンスイートのチケットカウンターのような感じで、入場料一人20,000rp(200円)くらい払いました。
ちなみにアメッドから車でスタートして、ここまでの所要時間は歩きもいれて、1時間ほどでした
実際ラハンガンスイートの景色は?
そして、そこからグーンの突き出した丘の先端にかけて進んでいくと
おおっ!

おおおっ!

おおーーーーー‼

これは、すごい!
予想を超えたアグン山の大パノラマです
時間は、18:00時を少し過ぎた頃合い
色づく夕日は、つい先ほどその姿をアグン山に隠したばかりのようで、天空3000mから海へと真っすぐにのびる稜線を朱く染めています。
雲は自分の立ち位置よりも少し下を、次々に形を変えながら流れていきます。
目の前の景色の雄大さからか、山頂に吹き付ける、ピリッと冷たい風のせいか
この景色に対しているだけで、身震いがはしります。
もう地球のパワー感じるレベルの景色ですね

もう実際ここまで苦労してあがって、この絶景を目の前にしたら
「時よとまれ!お前は美しい」って声高く叫びたくなるやつです
久々、すごいなって感じる景色にめぐりあいました
こういうところって、写真を見て、行ってみたら案外がっかりっていうパターンが本当に多いのですが (バリ島にもそういうがっかり観光地いっぱいあります。)
でもここは、写真で見るより行ってみたほうが絶対に素晴らしい場所です。
空の広さや、空気の密度や、風の冷たさなんか含めて、身体全部で景色を感じられます
まだ観光地として、あまり知られてなく、人がいないっていうところもスペシャルです
割れ門のルンプヤン寺院や、ペニダ島のクリンキンビーチも、人がいすぎて、せっかくの絶景もげんなりしちゃいますからね
おすすめスポット
ここには ’’絶景独り占め’’って感じの映えポイントがいくつかあって
僕のおすすめはここです

ここに上がって、アグン山に目線をむければ
こんな感じです

Wonderful Indonesia(インドネシアの 観光省がやってるインスタやサイト)地でいきます
横から山に対面した感じで写真撮ると
こんな感じです

女性にはここに座って、山を見つめながら、リコーダーとか吹いてもらいたいです

ここは山の稜線に作られた場所ですので、アグン山とは反対側の谷を見下ろすと
アメッドの海が広く見下ろせます。
またここは、キャンプができるようにもなっていて、本格的な登山姿のインドネシアの人たちが、テントを張って、焚火を囲んだりもしていましたよ
ここで夜中に星空を見上げたりしたら、夜空に溶けちゃうレベルでしょうね~

おまけに
はい
ラハンガンスイート、自信をもって”バリ島絶景認定”させていただくのですが
もしここに行ってみたいなという方がいましたら、こちらの注意とまとめを参考にしてみてくださいね
- アメッドから行くルートがいいです
- バイクでいきましょう
- 山の上は夕方の気温18度くらいで寒いです、上着を忘れずに
- 下から見て、雲が厚いときはやめましょう
- 夕暮れ時間がスペシャルに美しいので17:00くらいに到着しましょう
そして、最後にキレイな夕焼けに時間を忘れていると
帰りの未舗装道路が真っ暗になって、ワイルドすぎちゃうことになるので気をつけてくださいね!

ではまた!

バリ島スノーケリングツアーはお子様から大人までみんなが楽しめる