
2019年9月20日 クリスタルベイでホオジロザメが出現
バリ島に衝撃のニュースが走りました!
なんと!マンボウシーズンで賑わうヌサペニダ島で映画【JAWS】で有名なホホジロザメが出現!との情報が現地ガイド、ダイビング関係者を驚かせたのです。
ホホジロザメが目撃されたのは、ヌサペニダでのNo1人気ダイビングポイントの【 クリスタルベイ 】です。
湾内から外洋に向けてでた、水深22mの地点で数人のダイバーが目撃したとのことです
ブルーウォーターの中から悠然と現れたホオジロザメの大きさは、4mだったり5mだったり6mだったりと伝える人によって様々ですが、、少なく見ても4mはありそうですね。
一般的なホホジロザメで体長は4.5mほどですから、立派な成魚の個体だったんでしょうね
レンボンガン島にあるBlue corner diveとWorld dive lembonganのダイビングサービスが目撃の様子を詳しくSNS で投稿しています。
ホオジロザメ出現の背景は?
ホオジロザメは低水温を好むサメです。
なので、世界中に広く分布しますが、南オーストラリアや、南アフリカ、南米なんかが主な生息地です。
ホオジロザメが目撃された水深のその時の水温は17度だったようです。
今年のヌサペニダは頻繁に水温が20℃を下回っていて、大物の遭遇率も例年より高いですが、まさかここまでの大物が出現するとは正直驚きです。
もちろん海のことですから、絶対ない!というわけではありません、今までにもオーストラリアに近いインドネシアではホオジロザメの目撃情報は数々あったようです。
バリ島で有名なローカルのレジェンドダイバー ウォーリーさんも今回のホオジロザメニュースに対して
「わしなんて20年前にテペコンで見たことあるぞ!」と寄せています
バリ島の沖合ではマグロが回遊してきますので、ホオジロザメにとっては貴重な食糧である大型のマグロを追ってヌサペニダ島の海域まで近づいたのでしょうね。
ホホジロザメがでてダイビング大丈夫なの?
今回のホホジロザメ出現ニュースに関して、事故などは起こっていませんのでご安心ください。
もちろんホホジロザメはサメの中でも危険種とされるサメです。
今まで僕はサメには結構怖い思いを何度もしてきていますので(バリ島以外の場所で…)
「大丈夫っす!」なんて簡単には言い切れませんが
今まではゲストの方の「バリ島には危険なサメとかいませんか?」という質問に
安心してください。バリ島には人間を襲うほどの危険なサメはいませんよ!と答えていましたが。
次回からは
「バリ島にはホホジロザメが出現した記録がありますので、絶対いないとは言えません。0.00何%という奇跡的な確率で遭遇することがあるかもしれません。それでも襲われるということはまずありません。」
と説明するようにしていきましょう。
ホオジロザメはあまりに知名度の高いサメですが、現在地球上では約4000匹しか生存していないと推測されています。
ホホジロザメは全世界的に絶滅が危ぶまれるとても貴重な生物なのです。
今回のバリ島ヌサペニダでの出現、危険なサメが現れた!ととらえずに”奇跡の海ヌサペニダ”のポテンシャルがまた一つ明らかになったと、僕個人的には思っています。
こんなビッグニュースに際して明日はラッキーなことにノーゲストですので、早速カメラ持ってクリスタルベイに潜りに行ってこようかな!
まだ近くにいるかな、ホオジロザメ♪
すぐにでも行きたい!とご希望の方は、自己責任で一緒にいきましょうね!
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